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状態悪化 [日記・雑談]

最近暑くなってきましたね。

こう暑くなってくると亡くなった方の腐敗の進行が早くなってしまいます。
腐敗が進むと湯灌が困難になってしまうのですがそれでも家族の要望で行うこともありますし
湯灌でお湯を使う事によって腐敗が進むこともあります。

先日体の状態の悪い方だったのですがご家族の方から「長い間お風呂に入れていなかったのでどうしてもお風呂してあげたい」と言われましたので湯灌しました。(この時家族には湯灌によって故人の状態悪化が進むかも知れないとは伝えたのですが・・・)

その故人様の通夜が次の日だったので状態が悪くなりそうだなと思いながら帰ったのですが、悪い予感ほど当たるもので葬儀屋の担当の方から「少し肌から出血があって顔色も悪くなっているので化粧直しに来て欲しい」と連絡を受けました。

急いで向かうと聞いていた通りで出血があり化粧も少し落ちていました。なので1時間ほどかけて処置と化粧をしました。

このように湯灌をすることが必ずしも故人様の為になる訳では無いのでもし湯灌をする時は気をつけてくださいね。

では今回はこのあたりで

最後の服 [日記・雑談]

先日の湯灌で、故人様にスーツを着せて上げたいという方がいたので着せて差し上げました。
このように故人にこういう服を着せてあげたいという家族の要望がよくあります。

その為スーツや着物などは着せて上げられるように練習しているので問題無いのですがたまに着せ方の分からないものや、着付けるのが大変なものなどが有るんですよね。

今までで困ったものでは社交ダンス用のドレスや故郷のお祭りの衣装などがありましたね。
こういう服は着付けるのが大変なのと装飾品が沢山ついていると火葬した時に骨に色がついてしまうので着せて上げられないことがあるので注意が必要です。
なので皆さんももし着せてあげたい服があるのでしたらあまり装飾品の付いてない物を選ぶことをおすすめします。
最後の服としてせっかく用意したのに着せてあげられないなんてことになったら悲しいですからね。


では今回はこのあたりで

旅仕度

今回は旅仕度についてです。

仏教徒の場合は故人様にこのような旅仕度をつけます。(浄土真宗の方は付けません)
旅仕度.png

なぜ旅仕度を着けるのかと言うと、亡くなった後浄土まで長い旅をすると言われているからです。

これらの旅仕度の意味ですが

草鞋・・・これは靴の代わりですね

足袋・・・靴下の代わりです

脚絆・・・脛当てで足を守る為に着けます

手甲・・・手を守る為や汗を拭う為に着けます

六文銭・・・三途の川の渡し賃と言われています。なぜ六文なのかは諸説ありますが、私が家族に説明する        際には、あの世には6つの場所が有り(地獄道、畜生道、餓鬼道、修羅道、人間道、天道)それぞ       れ渡るのに1文ずつ必要なので六文銭なのです。 と、説明しています。

天冠・・・行き先を照らす為に着けるとか、閻魔様に会う為の正装であるなど諸説ある。
      が、最近では表情が変わって見えたり、額が隠れてしまうということで着けない人が増えてきていま      す。(他にも、漫画やアニメ、ドラマなどの影響でで幽霊が着けるものというイメージが定着してきて      いて 天冠=幽霊=成仏できていない、ということから着けないようにしています)

このように旅仕度というのは大事なものなのですが絶対に着けないといけないわけでなく家族の希望で着けるかどうか決めることが出来ます。
なので故人様に洋服やスーツを着せて上げた時は着けずに一緒に納棺することが多いですね。


では今回はこのあたりで


色々な湯灌 [日記・雑談]

この仕事をしていると少し困ったこともあります。

例えば家族の要望で湯灌をするのですが、故人様の状態によっては湯灌できないこともあるのです。
どのような場合かというと、体の腐敗が進んでいる人や、事故や怪我などで体に傷がある人などです。
こういう故人様はお湯を使うと体に障ることがあるので体を洗うことができません。(代わりに濡れたタオルで体を拭いてあげることもあります。)
そうなると家族の要望に応えることができず困ってしまいます。

他にも、故人の死因が自殺の場合は家族の悲しみがとても深く、湯灌に立ち会わなかったり家族が近くに居なかったりしてお化粧など要望が聞けないで困ってしまいます。(そういう時でも顔色を整えたり、首吊りの場合は首の跡を消したりはしますが・・・)


このように家族や故人様によって状況が違うので大変です。


今回はこのあたりで

やりがい [日記・雑談]

私がこの仕事を続けている理由は、やりがいがあるからです。
というか湯灌・納棺師の方のほとんどが同じ理由だと思います。

湯灌を行った家族様から、「とても綺麗になった有難う。」や「湯灌してよかった」などと言って頂ける事に特にやりがいを感じますね。

先日とある故人様の湯灌・納棺を行ったときの話です。
その故人様は長い間入院していたらしく、お風呂もなかなか入れてなかったそうなのです。
なので湯灌で洗体・洗髪をしている時に家族の方が「お風呂に入りたがっていたから最後にこうやって綺麗にしてもらってよかった。」と涙ぐみながら言っていたのを聞いて、私は喜んで貰ってとても嬉しかったです。 他にも、その故人様は女性だったので綺麗にお化粧したところ「入院する前みたいに綺麗になった」と、
喜んでいただけました。

と、まぁこのような事があったので今回はやりがいについて書いてみました。

では今回はこのあたりで








自分の宗派について [宗教]

今回は前回に続き宗派について話そうかと思います。

さて、突然ですが皆さんは自分の家の宗派をご存知でしょうか?
(知らない方の方が多いかと思いますが・・・)
日常生活では知らなくても困らないと思いますが、いざ自分の家族が亡くなった時に困ってしまいます。
それは何故かと言いますと、宗派によって葬儀の際の決まり少し異なりますし、お経を読んで頂くのに宗派にあったお坊さんを呼ばなければならないからです。

では、どうすれば自分の宗派が分かるのでしょうか?その方法はいくつかあります。

その1 家族に聞く
そんなこと?と思う方もいるでしょうが一番簡単に確認する方法です、自身の親に聞くか親が分からなければ祖父母に聞いてみましょう。恐らく知っているはずです。

その2 仏壇を見る
自宅、実家や祖父母の家に仏壇があると思いますがそれを見てください。
仏壇の中央奥にはご本尊が祀られていますそしてその両脇には掛け軸が掛けられています、そのご本尊と掛け軸が宗派によって違います。
こちらのサイトに主な宗派のご本尊と掛け軸が載っていますので確認してみてください。
http://www.osohshiki.jp/chiebukuro/knowledge/sect.html

その3 お墓
皆さんも一度はお盆にお墓参りをしたことが有ると思いますが、お墓の有る場所によっては宗派が分かることがあります。それは、お寺が管理している墓地にお墓がある場合でそのお寺の宗派を調べればわかります。

このように調べる方法がありますが、調べても自分の宗派がわからない場合はどうすればいいのでしょうか?

その時は、葬儀の際担当になった方に相談してみましょう。葬儀社によってはお寺さんを紹介してくれたり、
無宗教で葬儀を行うことも出来ますので。(無宗教葬についてはまたいつか説明します。)


それでは今回はこのあたりで失礼します。



湯灌師になってから勉強してること [宗教]

今回のテーマは、この仕事に就いてから勉強してることです。

それは、宗派についてです。
なぜ宗派について勉強しているのかと言うと、それは宗派によって葬儀や湯灌、納棺の際にする事が少し違うからです。

例えばこの二つ


yjez20909_400.jpgolei350001_350.jpg



左が守り刀、右が修陀羅(しゅうだら)と言って棺の上に置くものなのですが、宗派によっては
修陀羅だけ置いたり男女で色が違ったりするのです。


このように、宗派によって違うことが他にも色々とあるので私は宗派について勉強しているのです。


さて、短いですが今回はこのあたりで失礼します。
次回も宗派について書こうかと思いますのでよければ見てください。

とりあえず初めまして [日記・雑談]

初めましてzwelと申します。
今年に入ってから湯灌師になりました。前の仕事が建築関係で全然関係なく覚えることがたくさんで大変ですが頑張っています。

さて突然ですが皆さんは湯灌師というものを知っていますか?
「おくりびと」という映画で一時期有名になったのでそれを見て知った人もいるかもしれませんね。
(まぁ実際はあれとは少し違い小さな浴槽を用意して行っていますが・・・)

そもそも湯灌とは、故人様の体を洗い清める儀式で体や頭を洗ったりヒゲを剃ったりします。
私の仕事はその湯灌を行いその後お柩に収めるお仕事になります。

このブログではその湯灌師のお仕事についてや私の日常のたわいない話などを書いていくつもりですので、
よろしけば見てください。

それでは今回はこのあたりで。


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